岐阜市議会の定例会は2日、本会議を再開、代表・一般質問を行った。新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種で、1、2回目と異なるワクチンを打つ「交差接種」が想定される中、市民がワクチンの種類を選べるかについて、中村こず枝保健衛生部長兼保健所長は「選択は困難である可能性が高い」と述べた。

 渡辺貴郎(自民岐阜)、辻孝子(市議会公明党)の両議員が交差接種について質問。中村部長は「多くの人が1、2回目と同じワクチンの接種を希望すると思うが、国から示されている供給量には限りがある」と説明した上で、「交互接種(交差接種)を避ける人が増えることで、追加接種の接種率が上がらなくなる。感染再拡大のリスクが高まることにつながるため、理解してほしい」と訴えた。

 3回目の接種は、2回目接種から8カ月が経過した人が対象。市によると、ワクチンは来年1月までが全て米ファイザー製、2、3月はファイザー製が約55%、米モデルナ製が約45%の割合で配分を受ける。2、3月の対象は医療従事者と65歳以上の高齢者で、大半がこれまでファイザー製を打っている。

 またJR岐阜駅北側の中央東地区・中央西地区の両再開発事業について、柳原覚議員(市民クラブ)が質問。太田喜文都市建設部長は2025年度の着工を目指す考えを明かした。両地区とも事業参加の申し出があり、来年1月に事業プランが審査される。

 この日は、田中成佳(無所属クラブ)と井深正美(共産党市議団)の両議員も登壇した。一般質問は3日も行われる。