秋季岐阜県高校野球大会第2日は2日、大野レインボーなど5会場で2回戦12試合を行った。シード校は今夏の選手権出場校の大垣日大、帝京大可児(中濃・飛騨2位)、関(同3位)、岐阜聖徳(岐阜3位)は3回戦進出を決めたが、海津明誠(西濃2位)は土岐商に4―7で敗れた。
大垣日大は岐阜城北と対戦。二回に敵失で先制すると三回には1番高川莉玖の中前打、2番荒木航の左中間二塁打と連続適時打で2点を加えた。3回2死満塁で、先発の1年生右腕中野翔真を継投した背番号1の左腕杉山梨久斗は、直球の制球がさえ、変化球で的を絞らせず四回以降は1失点の六回を除き、3人ずつで打ち取り、岐阜城北の追撃をかわした。
帝京大可児は1回、3番猟田晟之介の先制左前打を皮切りに16安打の猛攻で毎回得点。羽島北に五回コールドの15―2で圧勝した。関は五回に5長短打で4点を奪って逆転し、岐山に9―5、岐阜聖徳は三回に打者11人の猛攻で一挙6点を奪い、8―2で高山西に快勝した。
土岐商は初回に敵失で先制すると、四回に2番古田幸輝の2点適時打、六回には4安打で3点を挙げてリード。継投で海津明誠の追撃をかわし、7―4でシード校を下した。岐阜が飛騨高山に七回コールドの10―3、岐阜総合が美濃加茂を6―2で破り、岐阜各務野、高山工、加納、各務原西、加茂も3回戦に進出した。
第3日は3日、大野レインボーなどで3会場で2回戦7試合を行い、ベスト32が出そろう。
▽2回戦
大垣日大012000000=3
岐阜城北000001000=1
(大)中野翔、杉山―西河
(岐)中本―細江
▽二塁打 権田2、荒木(大)
海津明誠000010210=4
土岐商 11020300×=7
(海)清水一、浅野開―棚橋
(土)鈴木煌、小栗―山田
▽三塁打 渡辺(海)▽二塁打 渡辺(海)
不破・羽島・山県
010000=1
各務原西 020144x=11
(6回コールド)
(不)伊藤、山田、伊藤―松久
(各)片岡、加藤―寺野、中村聡
▽二塁打 今尾(各)
帝京大可児 23442=15
羽島北 00200=2
(5回コールド)
(帝)山田、楠本―近藤
(羽)辻、林、佐藤―大江
▽三塁打 山田(帝)清水(羽)▽二塁打 猟田、福寿(帝)
関 100041210=9
岐山 102100100=5
(関)森翔、足立、高井―上野
(岐)井上、加藤、大野楽―近藤
▽三塁打 山岡、森陽(関)▽二塁打 宮川、近藤(岐)
加 茂 25010013=12
関有知 00020100=3
(8回コールド)
(加)小藤、横山―井戸
(関)山下、安藤―渡辺、土井
▽三塁打 長谷川(加)▽二塁打 井戸、桜井(加)
揖斐 001020000=3
31000010×=5
岐阜各務野
(揖)長沢―小寺貴
(岐)日下部―門田
▽三塁打 宮川(揖)後藤(岐)▽二塁打 後藤(岐)
高山西 000020000=2
岐阜聖徳01600010×=8
(高)黒田、柳沢、高橋―桂川
(岐)松井、宮本、間部、横山―大橋
▽二塁打 横山(岐)
岐阜高専100110001=4
高山工 00021201×=6
(岐)松原―鈴木
(高)田本、板屋―小邑
▽三塁打 鈴木(岐)▽二塁打 板屋2、住(高)
岐阜 1005301=10
飛騨高山0020010=3
(7回コールド)
(岐)小倉―荒井
(飛)藤本―古内
▽三塁打 中島、藤本(飛)▽二塁打 楯(岐)
岐阜総合020000040=6
美濃加茂000100010=2
(岐)中村隼―柴田
(美)松山、渋谷―粥川
▽三塁打 井戸琢(美)▽二塁打 豊吉(岐)大前(美)
加納 000101020=4
可児工 000100010=2
(加)松岡―桐山
(可)田口朝、吉村―座間
▽二塁打 松岡、渡辺、永井(加)