「一緒に減税やろまい」と、岐阜市との連携に意欲を見せる河村たかし名古屋市長=名古屋市東区、河村たかし事務所

 岐阜県都のかじ取り役を決める岐阜市長選(30日告示、2月6日投開票)は、投開票が1カ月後に迫った。観光やインフラ整備、経済対策などで自治体同士の連携が求められる中、近隣のリーダーは岐阜市との関係をどう捉えているのだろうか。同じ経済圏にあり、人々の移動も活発で岐阜市と密接な関係にある名古屋市、愛知県一宮市、山県市の各首長に聞いた。

 -名古屋市との連携に関し岐阜市に求めることは。

 「岐阜市も、織田信長に倣って減税してもらわなあかんな。楽市楽座は減税ですよ。減税って大きいニュース。議会と戦わないかんけど。自分の給料が減ってまうで、公務員や議員は反対するわけですわ。初めの税収はどんと下がるけど、今は増えましたわ」

 -柴橋正直岐阜市長と一緒に取り組んだことは。

 「4年前に(柴橋氏が)当選して会った時、名古屋で一緒に記者会見やろまいと言ったんだけどな。PRになるし、名古屋もええことになるけど、まだできてないなあ。『河村さんと接触すると、危険』と思っとるんじゃないかにゃあ。ほんとに寂しいくらいだがね。(前市長の)細江茂光さんや古田肇知事とはよく一緒に飲みましたよ。懐かしいなあ。柴橋さんとはねえなあ。お誘いもねえし、わしも誘ってねえし」

 -岐阜市の印象は。

 「家が古紙屋なもんやで、トラック運転して、岐阜へはよう行きましたよ。やっぱり、長良川と金華山は情緒があるでよ。電車で20分だし、ものすごく近い。岐阜は名古屋にとってどえりゃあ重要ですよ」

 -岐阜市の観光の魅力を高めるには何が必要か。

 「鮎菓子ワールドカップとかね。10個くらい食って、どこのが一番うみゃあかを決める。そういうぱっと見で楽しいやつ。岐阜駅前の金ぴかの信長像、ああいうのは面白えですよ。あとはやっぱりうみゃあもんがあるとええわね。名古屋の人がバスで岐阜行ってね。大いに盛り上がってほしい」

 -岐阜市が企業誘致を進めるために必要なことは。

 「そりゃあ税金が安いくらい言わなあかんわ。信長好きなら分からんけど、岐阜へ行く理由がない。名古屋の周辺は自動車関連の企業があるけど、電機メーカー関連が弱い。岐阜につくるか誘致してもいい。名古屋みたいに広い道路ばっかでも仕方ない。まちに奥行きがある方がええわ」