付知峡の清流をはじめ、豊かな自然も中津川市の魅力になっている=昨年8月、同市付知町
「田舎暮らしの本」の住みたい田舎ベストランキングで、上位に入ったことを紹介する中津川市職員=同市役所

 宝島社が4日に発売した移住希望者向けの月刊誌「田舎暮らしの本」の2022年版の第10回住みたい田舎ベストランキングで、岐阜県中津川市と飛騨市が全国上位にランクインした。中津川市は人口5万人以上20万人未満のまちの「若者世代・単身者部門」で全国6位、東海地域では1位に輝いた。

 アンケートは全国の市町村を対象に実施したもので、移住支援や子育て支援、教育環境、医療、自然環境など276項目の質問に対する各自治体の回答を数値化して集計した。人口規模に応じて五つのグループに分け「若者世代・単身者」「子育て世代」「シニア世代」の3部門でランキングにまとめた。全国751自治体が回答し、県内からは22市町村が参加した。

 中津川市は人口5万人以上20万人未満のまち(173自治体回答)で、若者世代・単身者部門6位、子育て世代部門10位、シニア世代部門9位に入った。

 飛騨市は人口1万人以上3万人未満のまち(225自治体回答)で、若者世代・単身者部門6位、子育て世代部門6位、シニア世代部門5位に入った。

 東海4県の55自治体を対象とした東海地域では、若者世代・単身者部門で中津川市1位、飛騨市3位。子育て世代部門では中津川市2位、飛騨市3位。シニア世代部門で中津川市2位、飛騨市3位となった。

 中津川市は新婚世帯の住宅取得を支援する制度を独自で設け、移住相談の充実に力を入れている。市定住推進課の担当者は「首都圏ではまだまだ岐阜の認知度が低い。岐阜に目を向けるきっかけになるといい」と期待を込めた。

 また、読者アンケートによる移住したい都道府県ランキングで、岐阜県が初めて10位にランクインした。1位は16年連続で長野県だった。