高山市が立ち上げる移住者ネットワーク「ツラッテ」のチラシ=同市役所

 岐阜県高山市は来年1月、移住者同士の交流を促進するためのサークル「ツラッテ」を立ち上げる。「連れ立って」、「一緒に」を意味する飛騨地域の方言「つらって」。担当者は「移住者が移住者をつらってきてくれるような動きを加速させたい」と意気込み、入会を呼び掛けている。

 

 移住者の高山でのコミュニティーをより豊かなものにして定住化を図るとともに、移住者の経験や発信力、ネットワークを生かして新規移住を増やす狙い。

 対象はすでに市に移住している市民。高山での仲間づくりの場となるよう、定期的なイベントの開催を予定している。加えて会員には、高山での暮らしや魅力を会員制交流サイト(SNS)へ投稿したり、移住を検討している人への相談対応をしたり、移住促進活動にも協力してもらう。

 県によると、2020年度に自治体の相談窓口や支援策を利用して、同市に移住した人は264人。県内の市町村では、3年連続で最も多い。また、コロナ禍でテレワークの導入が進んだことで、都市部から地方への移住や定住は増加傾向にある。

 市飛騨高山プロモーション戦略部の清水雅博部長は「移住者が日々の情報を共有し、住みやすい町になっていけば」と話している。会員募集は1月1日から。市ホームページ内の専用フォームや市役所窓口で受け付ける。会費は無料。