開所式でテープカットする尾関健治市長(左から2人目)ら関係者=関市本町、古民家あいせき
2階の和室。フリースペースとして利用できる=同
愛称を考案し、表彰された後藤啓太さん(右)=同

 岐阜県関市本町の古民家を改装した市のにぎわい施設の開所式が15日、同所で行われ、関係者がテープカットして完成を祝った。全国の公募作品から選んだ「古民家あいせき」の愛称も発表した。

 古民家は木造2階建て。関信用金庫の前身の有限責任関信用購買組合が事務所として利用した歴史ある建物で、「古民家山麓」の名称で市民に親しまれてきた。2年前に所有者から建物と土地の寄贈を受けた市が、にぎわい施設として改修。若い世代を中心に市民向けのフリースペースとして開放する。

 愛称は、113件の応募があり、市内の高校生でつくる団体「VSプロジェクト」のメンバーが審査。関市出身で岡山市在住の大学生後藤啓太さん(21)の考案した「あいせき」を選んだ。関市を愛するという意味のほか、「あい」には出会いや向かい合うといった思いを込めたという。

 式典で、尾関健治市長は新年度から施設近くの空き地を借り、駐車場やイベント広場として利用する構想を示し、「若い世代を中心に多くの人に施設を使ってほしい」とあいさつ。表彰された後藤さんは「自分の案に決まったと聞いたときはまさかと思った。選ばれてうれしい」と話した。