岐阜県と岐阜市は16日、県内30市町などで計202人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が200人を超えるのは3日連続。感染者数は累計2万337人となった。また、成人式後の2次会に参加して感染が広がったとみられるクラスター(感染者集団)が相次いで確認された。

 新規感染者の確認が平日と比べて少ない傾向にある日曜日に200人を超えるのは、268人だった昨年8月29日以来。46人だった前週(9日)の4倍以上となるなど、18日連続で前の週の同じ曜日を上回り、感染急拡大に歯止めがかからない状況だ。

 県独自の基準指標は、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が57・50人(16日現在)と50人を超え、最も警戒が必要なレベル4相当となった。病床使用率は20・0%(15日現在)でレベル2相当、陽性率は9・9%(同)でレベル3相当となっている。重症者はゼロのまま。

 新たに認定したクラスターは10件。このうち10日に大垣市で行われた成人式の後、市内の飲食店で2、3、4次会に参加した6人の感染が判明した。さらに海津市で7人、多治見市でも5人、それぞれ成人式後の2次会などに参加した人らの感染が確認された。

 ほかにも、岐阜市の県岐阜商業高校の運動部で生徒5人、可児市の保育園では園児や職員、園児の家族の6人の感染が確認された。

 拡大したクラスターは14件。恵那高校関連では、複数人の感染が判明している運動部と練習試合をしていた恵那農業高校の生徒13人を含む20人が増え、計71人となった。大垣市の西中学校関連は1人増の計30人、美濃加茂市の美濃加茂高校関連は4人増の15人となった。

 感染確認に伴う臨時休校は2校で、土岐市の泉小学校は19日まで、養老町の大垣養老高校は18日まで。