消毒するなどして試験会場の準備をするスタッフら=14日午後1時40分、岐阜市柳戸、岐阜大

 2年目となる大学入学共通テストが15、16日行われる。岐阜県内では岐阜市柳戸の岐阜大など12会場で実施され、昨年度より156人少ない8030人が臨む。受験者数の減少は前身の大学入試センター試験を含めると5年連続。昨年に引き続き新型コロナウイルスの感染が急拡大する厳戒態勢の中での実施となる。

 大学入試センターによると、県内志願者の内訳は男性4353人、女性3677人。高校卒業見込み者は全体の89%の7169人、卒業者は861人。15日は地理歴史・公民、国語、外国語、リスニングを、16日は理科、数学を行う。中間発表は19日、得点調整などの有無の公表は21日の予定。追・再試験は29、30日。

 感染拡大を踏まえ、試験会場では昨年と同じくマスク着用、換気、消毒、席の距離確保を徹底する。例年応援で訪れる予備校や高校関係者の学内立ち入りも改めて禁止を徹底する。 

 1761人が参加予定の県内最大の会場、岐阜大では、テスト前日の14日、スタッフが会場の準備を行った。受験会場の39教室と新型コロナウイルス濃厚接触者向けの4教室、体調不良者向けの教室数十カ所の消毒、清掃などを行った。

 新型コロナの影響で共通テストの本試験、追・再試験のいずれも受けられなかった受験生を2次試験で合否判定するよう文部科学省が出した通知について、岐阜薬科大は通知通り2次試験で合否を判定する予定という。岐阜大は通知を検討の軸としながらも「全くの未定」とし、月内にも対応を決める考えだ。県立看護大は未定。本紙の取材では、他の私立大はいずれも共通テスト利用枠とは別の一般入試へと回るよう促すケースが大半のようだ。