目の前でさばいた地鶏を味わってもらうミニツアーが、岐阜県中津川市栄町のレストラン「エレジア」であった。参加者は4人家族一組のみ。コロナ禍で飲食・観光業者の業績低迷が続く中、両者が連携して少人数ならではの体験の機会を提供する動きで、参加者の満足度は高いようだ。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」ミニツアーは地元の食材に関心を深めてもらおうと、岐阜市石切町の旅行会社「ケイツーリスト」が初めて企画した。地産地消をテーマに掲げるシェフの塚田幸佑さん(35)が腕を振るい、中津川市で育った地鶏「恵那どり」を解体して調理した。
手際よくさばく様子を見て固い表情だった子どもたち。調理を手伝ううちに笑顔が増え、最後には湯引きのササミやトマト煮込みのパスタなどをおいしそうに味わった。参加者の1人(13)=岐阜市=は「解体は少し怖かったけど、命の大切さを学ぶことができた」と話した。
ミニツアーを企画したケイツーリストは観光バス数台の規模で県外の観光地を訪れるツアーを手掛けてきたが、今年のツアーは大半が少人数で、行き先も県内が多いという。阿部浩介社長(51)は「飲食店と協力して新しい旅行の形を模索し、旅行自体が悪だと思われがちな状況を変えたい」と話した。










