2024年は、高校野球の聖地・甲子園球場が開場して100周年を迎える。岐阜県代表が初めて甲子園の土を踏んだのが、開場から8年後の1932(昭和7)年、第9回選抜大会での岐阜商(現県岐阜商)。初戦の2回戦で敗退したが、翌33年の第10回選抜大会では岐阜商が県勢初優勝を遂げる。選抜では岐阜商が初出場から15大会連続出場(戦争での中断を挟む)しているが、選手権は36年の第22回大会が県勢の初舞台で、岐阜商が初出場初優勝の快挙。県代表はこれまでに選抜52回、選手権70回の延べ計122回出場している。

 岐阜県代表は選抜、選手権合わせて122回出場し、さまざまな名勝負、ドラマ、思い出を聖地に刻んできました。岐阜新聞電子版で毎週木曜日に各年の感動を当時の紙面と主力選手インタビューで振り返る「甲子園100年ぎふ」を連載します。第1回の今回は当時の写真や年表、学校別ランキングも掲載。電子版はこちらから。「媒体」で「ぎふ高校野球」を選択してください。

 戦績は、優勝4回(選抜3、選手権1)、準優勝8回(各4)、ベスト4が12回(各6)、ベスト8が18回(選抜10、選手権8)。...