はだしでコケの上を歩き、感触を確かめる参加者=美濃市曽代、県森林文化アカデミー演習林
はだしでこけの生えた地面の感触を確かめる参加者ら=美濃市曽代、県森林文化アカデミー演習林

 岐阜県美濃市曽代の森林総合教育センター「morinos(モリノス)」で、はだしで森を歩くイベントが行われ、県内外の参加者10人が足を通じて森の気持ち良さを体感した。

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 講師は中京大特任研究員で足やはだしの研究をしている金子潤さんが務め、参加者は足の形を測定したり、足をほぐしたりした後、県森林文化アカデミーの演習林を巡った。

 地面の状態が直接足を刺激するため、地面の様子をよく見ながら歩いた。石や岩でごつごつとした場所は足の下ろし方を工夫し、コケが生えている所はふかふかした感触を楽しみ「気持ち良い」と歓声を上げた。

 森を散策した後、金子さんが講話を行い「人間は自然に対しての謙虚さが大切。その入り口がはだし」と話し、地面の温度や季節を感じるなど、足から得られる情報は多く、足を通じて自分を見つめる大切さも伝えた。

 夫と参加した女性(36)は「初めての感覚。土が冷たかったり、柔らかかったり、石で痛いことがダイレクトに伝わってきた」と話した。

 イベントはモリノスが主催し、企画したNPO法人ホールアース研究所の大武圭介さんは「はだしは普段見せない部分を人にさらす意味もあり、参加者に心を解放してもらえたかなと思う。シンプルだけど可能性を感じるイベントだった」と話した。