かつて、囲炉裏(いろり)端で祖父母や父母が口伝えで残してくれた民話や伝説は、先人からのメッセージ。その土地の歴史や文化を教えてくれる「遺産」のようだ。大切に未来に残していきたい。岐阜県内各地の伝え話を、地域の語り部の朗読と地元の景色の映像を織り交ぜながら送る。第21話は岐阜県不破郡垂井町に伝わる「長範・物見のマツ」。