都会のストリートスナップで知られる写真家森山大道さんの素顔に迫ったドキュメンタリー映画「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家森山大道」の上映会とトークショーが21日、岐阜市日ノ出町のシネックスで行われた。監督、撮影、編集を担った岩間玄さんが人間・森山大道の魅力を語った。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」森山さんは小型カメラを片手に東京・新宿や渋谷の路上で写真を撮るのがライフワーク。ハイコントラストや粗粒子画面が特徴で、1967年の写真集「にっぽん劇場写真帖」で日本写真批評家協会新人賞を受賞したのを皮切りに、国内外で高い評価を受けている。
映画は、半世紀ぶりの「にっぽん劇場写真帖」復刊プロジェクトを軸に、写真とは何かを問い続けてきた森山さんの路上での撮影の様子を記録する。岩間さんは25年前にテレビで森山さんのドキュメンタリー番組を制作しており、今回はその続編として撮影された。
岩間さんは「アナログからデジタルにカメラを取り巻く環境は劇的に変わったが、森山さんは全く変わらずストリートを撮り続けている。21世紀に生きる森山さんをもう一度追いかけたいと思った」と動機を語り、「森山大道という写真家を知らない若者でも写真を見れば魅了され、50年以上パワフルに第一線で活躍してきた。多くの世代に愛されてきた希有(けう)な写真家」とも話した。
トークショーは岐阜新聞社とシネックスの共同企画「岐阜新聞映画部」の第53回CINEX映画塾として開催。キリンビール、大和証券協賛、キネマ旬報社、CCN協力。本作は同館では9月3日まで上映する。










