春季岐阜県高校野球大会は13日、プリニーなどで開幕する。岐阜大会のシードにつながる夏の前哨戦。投打ともに高い戦力を誇る優勝候補筆頭の県岐阜商はじめ岐阜第一、中京、関商工の昨秋ベスト4に大垣日大、市岐阜商といった地区1位などの有力校が絡む激戦必至の大会。独自取材を元に展望した。

 

 ◇Aブロックは県岐阜商が群抜く

 県岐阜商は戦前復刻調のユニホームに一新し、創部100周年の夏を見据える。エース森厳徳は2月に自己最速となる149キロをマーク。武器のスライダーに加え、チェンジアップやスプリットなど三振を奪えるキラーコンテンツも磨き、飛躍の春に挑む。...