岐阜県と岐阜市は30日、県内36市町などで新たに計707人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者は前週の日曜日より204人増え、感染者が少ない傾向にある日曜日としては過去最多で、3日連続で700人を超えた。また、オミクロン株に感染した疑いがあるとみられる下呂市の90代男性の死亡と、昨年11月11日以来の重症者が確認された。感染者は累計2万8492人、死者は計223人となった。

 県独自の基準指標は、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が256・98人(30日時点)、病床使用率が65・1%(29日時点)、陽性率が25・1%(同)で、いずれも最も警戒が必要なレベル4相当。重症者は20代の1人。

 29日時点の自宅療養者は2148人、宿泊療養施設の入所者は1016人となった。

 クラスター(感染者集団)は、新たに5件を認定した。このうち各務原市の保育園で園児8人とその家族の計15人、関市の医療機関で職員とその家族、患者の計8人、岐阜市の小学校で児童4人とその家族の計6人の感染が判明した。

 拡大したクラスターは14件。うち羽島市の病院関連は、入院患者と職員の16人の感染が分かり、44人となった。高山市の高齢者福祉施設関連では、職員と入所者が8人増え、78人となった。14件のクラスターは終息した。

 また瑞穂市は30日、市商工農政観光課の職員1人の新型コロナウイルス感染が判明したと明らかにした。29日に判明した。濃厚接触者の可能性は低いが、同課の他の職員6人全員を31日まで自宅待機とし、経過を観察する。同課は巣南庁舎内にあり、31日は他の課の職員が同課の窓口業務を対応する。

 高山市教育委員会は30日、新型コロナウイルス対策として、市内31全ての小中学校で2月1~4日を午前のみの短縮授業にすると発表した。

 市内では1月3~30日までの間に、児童生徒計100人の感染が確認されている。学校に滞在する時間を短くし、感染リスクを抑える狙い。児童生徒は授業を受けた後、給食を食べ一斉下校する。午後は学校ごとにオンライン授業などを行う予定。中学3年は通常通り午後も学校で授業を受ける。