岐阜市は30日、長良川鵜飼の観覧船に、来年から通常料金の約3倍となる高級船を導入すると発表した。乗船客の満足度を高め、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって年々厳しくなる鵜飼事業の収支の改善を図る。内外装のデザインは民間事業者から提案を募るプロポーザル方式で決める。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」現在運航している観覧船43隻のうち、30人乗り2隻と20人乗り1隻を高級船に改修する。定員は半数に減らす。料金はそれぞれ3倍程度で、15人乗り1隻貸し切り料金が13万4100円、10人乗りが8万9400円となる。船団を組んで観覧する「狩り下り」は、鵜舟1隻と一対一となって楽しむことができる。より上質な鵜飼を楽しみたいとの声が上がる富裕層や女性、海外からの観光客をターゲットとする。
デザインは9月の市議会定例会後にプロポーザル方式で募集する。デザインの例としては、座る部分に厚みのある座布団や、船の側面にすだれを設けることなどが挙げられる。安全運航が前提となるため、雨や風への耐久性も考慮する。
改修は来年1~2月までを想定しており、来年5月の鵜飼開きで運航開始を目指す。
鵜飼観覧船事務所の熊谷武夫所長は「高級船の導入によって乗船客の選択肢が増える。鵜飼とともに船も楽しんでくれたらうれしい」と話した。










