迫力ある竜を表した畳を紹介する山田憲司さん=羽島市竹鼻町、山田一畳店

 従来の形にとらわれないデザイン性の高い畳を手掛ける山田一畳店(岐阜県羽島市竹鼻町)の5代目、山田憲司さん(38)の個展が同店で開かれた。細かい畳のパーツを組み合わせ、竜などの絵柄を表した作品が来場者を驚かせた。

 山田さんは、光の当たる角度で色の濃淡が変わるイ草畳の特徴を生かし、多角形や円形を組み合わせたデザイン畳を製作。旅館などに納入してきた。2年ほど前からはアート性を追求、細かなパーツによる複雑な絵柄に挑む。

 

 8畳間を使った竜の作品は、牙をむく力強い表情やうろこを部屋いっぱいに表現。額装した壁掛けの作品や、六角形のパーツ数百個を敷き、モザイク画のように米女優マリリン・モンローを描いた作品も披露した。

 市内から訪れた女性(46)は「斬新なデザイン。身近な畳がアートになるとは」と驚いた様子。山田さんは「畳を建築の一部ではなく、作品としても見てもらえれば。海外展開もしていきたい」と意欲を語った。