来春の県議選に出馬する意向を正式に表明する猫田孝県議=岐阜市薮田南、自由民主会館

 来年4月末の任期限りで議員を引退する意向を示していた自民党岐阜県連会長代行の猫田孝県議(81)=大垣市=が16日、岐阜市内で記者会見し、来春の統一地方選で行われる県議選に立候補する意向を正式表明した。保守分裂となった県知事選に絡み2020年12月に行った引退表明を撤回した形で、猫田県議は「支援者の熱い思いを受け、岐阜県や地元西濃地域のために頑張るしかないとの思いに至った」と決意を述べた。

 

 猫田県議は、後援会の会合で、支援者から次期県議選への出馬の要請を受けたと説明。「次々と発生する課題に的確に対応していく必要があり、政治の果たすべき役割は大きい」とし、「これまで培ってきた経験と国政を含めたネットワークを生かし、やり残した課題解決のためにお役に立ちたい」と力を込めた。

 昨年1月の知事選で、猫田県議は元中央官僚の新人を支援し、「退路を断って臨む」と今期限りでの引退を表明していた。これについては「政策論議の他での泥仕合を避けるため、(新人の当選による新たな)知事誕生の暁には、次期県議選に出馬しないと申し上げた」と説明した。

 知事選で現職の古田肇知事を支持した国会議員や古田知事とのしこりについては「氷解し、何の問題もない」と述べた。