集まった来場者の前で奉納された能「小鍛冶」=8日午後3時39分、関市南春日町、春日神社(撮影・坂井萌香)

 関鍛冶の総氏神である春日神社(関市南春日町)の能舞台で8日、江戸時代以来、約150年ぶりに町衆が催した形式で能と狂言が奉納された。

 春日神社は、大和から移り住んだ刀匠が正応元(1288)年、故郷の春日大社の分神を迎え、関鍛冶の守護神として祭ったのが起源とされる。...