水月窯の登り窯にアカマツのまきを投げ入れる小学生=多治見市虎渓山町

 志野と瀬戸黒の国重要無形文化財保持者(人間国宝)の陶芸家荒川豊蔵(1894~1985年)が開いた多治見市虎渓山町の「水月窯」の連房式登り窯に約6年ぶりに火が入り、10日に窯焚(た)きの体験会が開かれた。小学生ら約20人がアカマツのまきをくべて伝統的な作陶に触れた。...