第55回明治神宮野球大会は20日、神宮球場で開幕し、高校、大学の部の1回戦計4試合を行った。14年ぶりに出場した高校の部の大垣日大(東海)は東海大札幌(北海道)に0―3で敗れた。
大垣日大は、一回に先発の中野翔真がつかまり3失点。打線は相手3投手の継投に零封された。東洋大姫路(近畿)は10―0で聖光学院(東北)に五回コールド勝ちした。
大学の部は、福岡大(九州)が7-2で日体大(関東2)に快勝。創価大(関東1)は仏教大(関西2)を8-4で下した。
【高校】
▽1回戦
大垣日大(東海)
000000000=0
30000000×=3
東海大札幌(北海道)
(大)中野、谷之口―西河
(東)矢吹、高橋、砂田―鈴木
▽三塁打 太田馬(東)▽二塁打 大橋(大)
聖光学院(東北)
00000=0
33031x=10
東洋大姫路(近畿)
(聖)大嶋、古谷野、管野―仁平
(東)阪下―桑原
[本塁打]高畑(東)
(五回規定によりコールドゲーム)
【大学】
▽1回戦
福岡大(九州)
400101010=7
000000110=2
日体大(関東2)
(福)朝吹、久我―簑原
(日)篠原、箱山、寺西、宮下、中嶋、生盛―北島、山下
創価大(関東1)
201203000=8
000210001=4
仏教大(関西2)
(創)森畑、斎藤―中沢
(仏)合木、堀場、赤木、中西―小谷
[本塁打]立石、古和田(創)鳴坂(仏)
【東海大札幌3-0大垣日大】
大垣日大は一回、先発の中野が1死一、三塁から適時三塁打を打たれるなどして3点を奪われたが、二回以降は立ち直り、三塁を踏ませない好投を見せた。二番手の谷之口も、打者7人から4奪三振の快投。打線は相手3投手に散発6安打に抑えられ、好機を生かせず零封を喫した。
◆東海大札幌に苦杯 投手陣奮闘、無失策 春へ収穫の一戦
敗れはしたが、大垣日大ナインは堂々と戦い抜いた。...