
友人に勧められ転身決意
西野さん(ケアハウスラ・ポーレぎふ 岐阜市)
これまで主に、靴に関連した商社やメーカーで営業をしていました。東京都出身で岐阜県に縁はなかったのですが、三重県の事業所で働くことになったのを機に県境の海津市に引っ越してきました。

しばらく働いた後、転職することにし、新たな業種も視野にいれて考えていた矢先、介護職の友人に「人当たりも良いし介護は向いているのでは」と勧められました。全くの未経験だったため迷いましたが、まずはアルバイトとして様子を見てみようと、幸紀会が運営する通所施設で働くことにしました。2023年10月のことです。働く前は、排せつ介助等に抵抗がありましたが、思ったよりも大丈夫でしたので昨年1月に入職、今の職場に配属となりました。
ラ・ポーレは、入浴や食事が1人でできる方が暮らすケアハウスですので、仕事内容は、介護と事務の兼業のような感じです。利用者の話し相手になったり、介護予防体操の先生役をしたり、利用者の依頼でタクシーを呼んだり、体調を崩された方がいた場合は家族や病院と連絡を取ったりと多岐にわたります。
長く営業をしていたこともあり、人とコミュニケーションを取ることは好きで、利用者といろいろな話ができることにやりがいを感じています。ラ・ポーレは一人一人に対してきちんとしたサービスを提供できるよう、きめ細かなサービスを心掛けている施設です。この1対1の関係は、介護度の高い方のいる施設に行っても基本になることだと感じています。これからもこの基本を第一に考えていきたいです。