YS横浜×FC岐阜=後半、FC岐阜のFW田中がシュートを放つも相手のブロックに阻まれる=ニッパツ三ツ沢球技場

 明治安田J3第1節第1日は12日、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場などで3試合が行われ、今シーズンが開幕した。FC岐阜はYS横浜に0-0で引き分けた。

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 岐阜は試合開始から優位に進めたが、MFヘニキとFWンドカのシュートがポストに阻まれるなどゴールを奪えなかった。

 その他、藤枝が中京大から加入したMF久保(帝京大可児高出)の2得点などで鳥取に3-0で快勝した。

 次節の岐阜は19日、長良川競技場で昨季J2の愛媛と対戦する。

守備の強度には手応え

 試合開始から攻め込み、シュート数も相手の3倍の15本に上った。だが、FC岐阜は過去2年の開幕戦の結果をなぞるように、無得点で引き分けた。三浦監督は「相手も非常に粘り強く、攻撃でもう一つ、二つ工夫があればよかった」と悔しさをにじませた。

 相手の指揮官は、昨季まで岐阜で指導した仲田監督。警戒していた点を「前からボールを奪いたかったが、背後を取られると速くて強い選手がいる」と明かし、5-4-1の布陣で引いて守ってきた。岐阜は前半だけでシュート9本を放ったが、ミドルシュートも多かった。

 三浦監督は「なかなかボールが収まっていなかった」と後半開始から守備的MFの位置でヘニキに代わって、大卒新人の山内彰を投入。その後も窪田、菊池ら攻撃的な選手を投入し突破口を探ったが、最後まで相手守備を崩し切れなかった。

 収穫は守備。中盤で攻撃から切り替わる早さと迫力が光り、ボールを失っても奪い返した。「激しくいくことを求められている。カウンターを止めることができた」と守備的MFの庄司。追い求めるインテンシティー(強度)は垣間見えた。

 この日、司令塔を担う主将のMF柏木は「軽いけが」(三浦監督)で欠場した。チームは大型補強を敢行し、攻撃的に主導権を握るサッカーを目指している。激しい包囲網が予想され、相手が守備的に戦ってくることもありそうだ。指揮官は「こういうゲームを勝っていかないと。攻撃的なチームが乗り越えないといけない部分」と言葉に力を込めた。