新装オープンから1周年を迎えた「水木しげる記念館」で、鬼太郎などの妖怪の着ぐるみと記念写真を撮る来館者=20日午前、鳥取県境港市

 漫画「ゲゲゲの鬼太郎」などの作者として知られる故水木しげるさんの出身地、鳥取県境港市にある「水木しげる記念館」が20日、新装オープンから1周年を迎え、伊達憲太郎市長らが出席して記念式典が開かれた。鬼太郎やねこ娘など妖怪の着ぐるみも登場し来館者を出迎えた。

 記念館は昨年4月20日に新装オープンし、以降の入館者は今月19日までに22万5千人余りで、リニューアル直前に当たる2022年度の約12万2千人から大きく増えた。伊達氏は「記念館と連携して観光客増加に努めたい」とあいさつ。来館者には記念ステッカーが配られた。

 12日から戦後80年に合わせて企画展「水木しげるの戦記漫画」が始まった。