東京証券取引所

 週明け21日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落し、前週末終値からの下げ幅は一時400円を超えた。外国為替市場で円高ドル安が進行し、業績改善期待が後退した自動車や機械など輸出関連株が売られた。米政権の関税強化による世界経済の先行き不透明感も相場の重荷となった。

 午前終値は前週末終値比429円93銭安の3万4300円35銭。東証株価指数(TOPIX)は30・14ポイント安の2529・01。

 ただ、欧州を中心にキリスト教の復活祭(イースター)に伴う休暇期間で市場参加者は少なかった。2025年3月期決算発表の本格化を控え、投資家の様子見ムードもあった。