【ニューヨーク共同】トランプ米政権で「政府効率化省」を事実上率いる米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、22日の決算説明会で「5月には政府効率化省に関わる時間を大幅に減らす予定だ」と述べた。テスラの経営に注力する方針。
一方で「週1日か2日は政府の仕事を続ける」とも述べ、米政権への関与を継続する考えも示した。
マスク氏は現在、期間限定の「特別政府職員」の立場で、米政権での要職を担う。ただマスク氏の言動に対する反発の強まりや、テスラの業績低迷を受けて5月末の任期で退任するとの見方が有力となっている。