参政党の代表選に立候補した(左から)吉川里奈衆院議員、神谷宗幣代表、川裕一郎副代表=4月23日、国会

 参政党の代表選が1日告示され、吉川里奈衆院議員(37)と石川県議の川裕一郎副代表(53)、神谷宗幣代表(47)の3人が立候補を届け出た。代表選は2020年の結党以来初めて。インターネットや郵送などで投票し、9日に開票される。

 期間中、東京や大阪、福岡など9都府県で街頭演説や討論会を開催。夏の参院選に向けて党の露出を高める狙いがある。

 代表はこれまで党規約に基づき、ボードと呼ばれる常任役員会の過半数の決議で選んでいたが、手続きの透明性を党内外に示すため、代表選実施を決めた。新たな代表の任期は最長3年。

 有権者は国会議員と役員、地方議員、都道府県連幹部、党運営に関わる党員ら。