政府は、バチカンで26日に執り行われるローマ教皇フランシスコの葬儀に岩屋毅外相を参列させる方向で調整に入った。政府関係者が23日、明らかにした。教皇が環境や難民問題でも積極的に発信し、国際社会で影響力を発揮した功績を踏まえ、閣僚の参列が必要だと判断した。

 岩屋氏はバチカン訪問後、米ニューヨークで始まる核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第3回準備委員会に出席するために訪米するほか、西アフリカのセネガル、サウジアラビア、フランスを歴訪する予定だ。