島根県安来市の湖、中海付近に29日、小型機が不時着したトラブルについて、国土交通省は30日、大規模な修理が必要なほど機体が損傷していたとして、航空事故に認定した。当初は、重大インシデントとしていた。
国交省によると、事故は29日午後1時40分ごろ発生した。島根県の出雲空港を午後1時20分ごろに離陸し、大阪府の八尾空港に向かっていた単発プロペラ機「ビーチクラフトA36」のエンジンが止まり、機体が中海の岸辺に不時着した。
機体前方にある計器板より前の部分が、胴体から破断していた。搭乗の男性2人のうち1人が骨折した可能性がある。