サッカー女子WEリーグの三菱重工浦和で、左膝の大けがのため長期離脱していた元日本代表FWの42歳、安藤梢が30日、さいたま市内で取材に応じ「(出場の)チャンスをつかんで優勝に向けて貢献したいという気持ちがすごく強い」と復帰へ意欲を燃やした。練習では紅白戦などフルメニューを消化した。
2011年女子ワールドカップ優勝メンバーのベテランは昨年1月に左膝前十字靱帯を損傷。当初の全治8〜10カ月との診断より回復が遅れたが、地道なリハビリで膝の周りの筋肉は負傷前より太くなったという。4月からチームに合流し「サッカーの話をできるのがすごくうれしい」と実感を込めた。