陸上女子100、200メートルの日本記録を持つ福島千里らを育てた中村宏之(なかむら・ひろゆき)さんが4月29日、死去した。79歳。北海道出身。葬儀・告別式は3日午前9時から北海道恵庭市柏木町3の3の16、香華殿恵庭斎場で。喪主は妻真砂子(まさこ)さん。
三段跳びの選手として活躍し、北海道・札幌東高から日本体育大に進学。卒業後は北海道・恵庭北高などで教員を務めた。退職後の2006年に北海道ハイテクアスリートクラブを立ち上げ、五輪3大会出場の福島や女子100メートル障害の元日本記録保持者で21年東京五輪代表の寺田明日香(ジャパンクリエイト)らを指導した。