観光庁が30日発表した3月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテル・旅館に泊まった日本人と外国人は、前年同月比3・4%増の延べ5697万4350人だった。うち外国人は15・9%増の1504万4940人。いずれも3月の過去最多を更新した。日本人は0・5%減の4192万9410人だった。
海外でも人気がある桜を楽しむために来日した観光客を中心に、訪日客が総数を押し上げた。全国の宿泊施設の稼働率は1・2ポイント増の61・2%となった。
都道府県別を含む2月の2次速報も公表。外国人宿泊者は茨城、群馬、静岡、滋賀、広島、大分、宮崎を除く40都道府県で前年同月を上回った。