天皇陛下は2日、皇居・御所で、サンマリノ元首のブロンゼッティ執政とリーギ執政の2人と会見された。大阪・関西万博で催される「ナショナルデー」の式典に参加するために来日した。
宮内庁によると、約30分間の会見で、陛下は「今回の訪問をきっかけに、両国の友好協力関係が進展することを期待する」と述べた。2人の執政が元首として国を統治する仕組みについて尋ねたほか、1984年にサンマリノを訪問した際の写真を見せたという。
執政は「万博への参加を通じ、日本の人たちがサンマリノを理解してくれる機会になることを願う」と話した。