【ワシントン共同】トランプ米政権は2日、2026会計年度(25年10月〜26年9月)の予算編成に関し、政策的な判断で規模を決める「裁量的経費」の国防以外の歳出を前年度に比べて1630億ドル(約23兆円)減らすことを提案した。割合にして22・6%減だとしている。

 ホワイトハウス行政管理予算局によると、国防費は13%、国土安全保障費は約65%それぞれ増額するとしている。

 米国では予算編成権を議会が握る。政権の方針通り、予算が実現するかどうかは見通せない。