国の障害年金を申請して不支給と判定される人が2024年度に急増したとの共同通信の報道を受け、知的障害者や親らでつくる「全国手をつなぐ育成会連合会」は2日までに、「報道が事実だとすれば、看過できない」と抗議する声明を出した。厚生労働省に事実確認と結果の公表を求めている。

 同会は、日本年金機構の担当部署のトップ交代が不支給増加の要因で、機構職員が一部で判定を誘導している可能性があるとの報道にも触れ、事実なら許しがたいと指摘した。