アフリカでの雇用創出や教育支援に取り組むNPO法人「CLOUDY」と三菱鉛筆が、西アフリカ・ガーナで大量に廃棄されているカカオの殻を鉛筆に生まれ変わらせる「CHOCOPENプロジェクト」を始めた。現地の雇用創出やごみ問題の解決を目指す。
ガーナはチョコレートの原料となるカカオ豆の世界有数の生産国。CLOUDY代表の銅冶勇人さん(39)は、カカオの殻が道ばたに大量に放置され、害虫発生といった悪影響を及ぼしているのを目の当たりにした。「どうにかして解決したい」と考える中で、鉛筆にすることを思いついたという。
そこで三菱鉛筆の数原滋彦社長に直談判。約3年かけて完成させた。