大阪市西成区の路上で小学生7人が車に故意にはねられた事件で、現場付近の防犯カメラに、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された無職矢沢勇希容疑者(28)が運転しているとみられる白い車が、発生時刻直前に現場方向に向かう様子が写っていたことが2日、分かった。府警は、事件前の詳しい足取りを調べる。
共同通信が入手したのは、現場から北西約100メートルの住宅に設置された映像。カメラには事件が起きた1日午後1時35分ごろの数分前、容疑者が運転していた白のスポーツタイプ多目的車(SUV)のレンタカーに似た車が住宅前を走り去る映像が収められていた。