米ホワイトハウスでインタビューに応じるウォルツ大統領補佐官=1日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領が1日、国家安全保障会議を率いるウォルツ大統領補佐官の解任に踏み切った。ウォルツ氏は当初から不遜な態度が不興を買い、記者も招いた民間アプリのグループチャットで空爆作戦を共有していた問題発覚を機に孤立。トランプ氏の熱烈な支持者からの批判も高まり、政権内に居場所がなくなった。

 ニュースサイト、アクシオスなどによると、ウォルツ氏はトランプ氏が絶大な信頼を置くワイルズ大統領首席補佐官にも一般スタッフのように接し、関係が悪化。

 情報漏えい問題発覚以降、クビになると悟ったのか「死を待つだけの男」のように振る舞い、他の政権高官と対立していたという。