大垣日大×栄徳=第1試合、先発し、7回2失点の好投を見せた大垣日大のエース左腕五島=同校硬式野球部グラウンド

 選抜高校野球大会(18日から13日間・甲子園)に出場する大垣日大は13日、同校硬式野球部グラウンドで栄徳(愛知)と練習試合2試合を行い、第1試合は4-2、第2試合は8-6で勝利。大垣日大は第1試合で、エース左腕の五島幹士が7回2失点の好投を見せるなど存在感を示した。

 第1試合は、両チーム無得点で迎えた三回、三松将也の適時打で先制。中盤にも加点した。先発の五島は、制球力を生かした投球で相手打線を封じた。

 第2試合は先制を許したが、二回に高橋慎の適時二塁打や米津煌太の2点適時打などで一挙5点を挙げた。先発の川島功聖は6失点したが、粘りの投球で完投した。

◆直球に切れ エース復調

 捕手の要求通りのコースに切れのある直球を投げ込み、面白いようにストライクを重ねた。大垣日大のエース左腕五島幹士は、栄徳との練習試合1試合目で7回2失点。武器の制球力を遺憾なく発揮した。「インコースのコントロールや切れが最近では一番良かった」と笑みがこぼれた。

 対外試合が解禁されてから初めての練習試合となった岐阜第一戦では7回5失点。翌日の市岐阜商戦では5回5失点と安定感を欠いた。直球に切れがなく、ことごとくはじき返された。

 「打たれた試合では体の開きが早く思い通りの球が投げられなかった」と問題点を挙げ、徹底的にフォームの修正に励んできた。その成果が少しずつだが出てきている。12日の岐阜城北戦では5回を無失点に抑えるなど状態を上げてきた。この日も、切れのある直球をコースに投げ分けた。緩いカーブを織り交ぜ持ち味の緩急を使った投球も見せた。

 阪口慶三監督は「力の抜けた柔らかい投球だった。(インコースの直球が)切れていた」とたたえた。

 21日の選抜大会初戦まで1週間。「この間に自分の投球をより高めたい」と頼れるエースが本番に向け、気合を入れ直した。