記者会見で写真に納まる川崎・脇坂（左から２人目）、アルアハリのマレズ（同３人目）ら＝２日、ジッダ（共同）
アルアハリ戦を前に、記者会見する川崎・脇坂。左は長谷部監督＝２日、ジッダ（共同）
【ジッダ（サウジアラビア）共同】サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ・エリート（ＡＣＬＥ）で、Ｊ１川崎は３日午後７時半（日本時間４日午前１時半）から、サウジアラビアのジッダで同国の強豪アルアハリとの決勝に臨む。
２日は両チームが記者会見し、初優勝を狙う川崎の長谷部監督は「（クラブの）積年の思いを晴らす時が来た。全てをパワーに変え、私たちがチャンピオンになる」と力強く意気込みを述べた。
アルアハリはサウジアラビアの政府系ファンドが保有し、国家を挙げて強化してきたクラブの一つ。元ブラジル代表ＦＷフィルミノら有力選手を高年俸で雇うが、長谷部監督は「選手は財布を持ってプレーしない。大事なのはピッチで何をするか」と、資金力の差を背景にした前評判の低さを覆す気概を示した。
主将の脇坂は「フロンターレがもっと世界にアピールして、もう１段階上のレベルに行くには優勝が絶対に必要だ」と必勝を誓った。
