【ワシントン共同】ルビオ米国務長官は2日、カリブ海の島国ハイチを拠点に活動するギャング2団体を「外国テロ組織」と「国際テロリスト」に指定したと発表した。「ハイチの不安定化と暴力の主な要因であり、米国への直接的な脅威だ」と説明。ギャングを支援した個人や団体は米国入国不許可や国外退去の可能性があるとした。

 AP通信は、首都ポルトープランスの大部分はギャングが掌握しており、支援団体が食糧や水などを届けるためギャングと交渉せざるを得ない状況だと指摘。今回のテロ指定が支援に影響する可能性があるとした。