【ワシントン共同】トランプ米政権は2日、2026会計年度(25年10月〜26年9月)予算で国防費を1133億ドル(約16兆3千億円)増額し、前年度比で13%多い1兆100億ドルにするよう要求した。
主な投資先として、トランプ大統領が構想を掲げるミサイル防衛システム「ゴールデンドーム」や次世代戦闘機F47の開発を挙げた。宇宙空間での米国の優位を維持するための取り組みや国境対策の強化で「米国への侵略」に対処するとした。
気候変動対策や多様性・公平性・包括性(DEI)推進に使われてきた「無駄な支出」を、兵士の支援に振り向けると強調した。