トランプ米政権の高関税政策を巡る2回目の閣僚交渉を前に、握手する赤沢経済再生相(右)とベセント米財務長官=1日、ワシントン(代表撮影・共同)

 【ワシントン共同】日米関税交渉で米側の指揮を執るベセント財務長官は2日、ワシントンで開いた閣僚間の協議について「2国間の幅広い主要な問題で早期に合意できることを期待している」とX(旧ツイッター)に投稿した。日本の積極的な姿勢に勇気づけられているとも述べた。

 ベセント氏は、赤沢亮正経済再生担当相と握手している交渉時の写真を添えて、協議を振り返った。赤沢氏によると両国は貿易拡大などを話し合った。石破茂首相は「一致点を見いだせていないが、建設的な議論だったと報告を受けた」と述べている。