【オマハ共同】米ブルームバーグ通信は5日、米マサチューセッツ工科大学(MIT)が、債券を発行して運営資金の調達に動いていると報じた。トランプ政権による連邦補助金の先行きが不透明となっているためで、同様に債券発行の作業を進めるハーバード大やスタンフォード大、プリンストン大に続くものだ。
ブルームバーグによると、MITは用途の自由度が高い「課税債」と呼ばれる債券を発行。研究費や奨学金、キャンパス施設の維持や更新などに充てるとみられる。
トランプ政権は、ガザへのイスラエルによる攻撃に抗議する学生デモを問題視。抗議活動への対応が不十分だとして、ハーバードへの約23億ドルの補助金や契約を凍結。