街頭演説する公明党の斉藤代表(中央)=6日、名古屋市中区

 公明党の斉藤鉄夫代表は6日、物価高やトランプ米政権の高関税措置を受けた新たな経済対策に関し、連立を組む自民党と連携し策定する考えを重ねて示した。「大きな点については方向性が一致しなくてはいけない。政調会長レベルで進める」と述べた。名古屋市で街頭演説後、記者団に語った。公明が訴える減税の具体化が焦点となる。

 斉藤氏は経済情勢に関し「物価高やトランプ関税で国民の不安は大きくなっている」と指摘。7月下旬に参院選が見込まれるとの認識を示し、与党でまとめる経済対策が公約になると強調した。