東京証券取引所

 9日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。前日終値からの上げ幅は一時500円を超え、節目の3万7000円を取引時間中として約1カ月半ぶりに回復した。前日の米国株上昇や外国為替市場での円安ドル高進行を好感した買い注文が優勢だった。

 午前終値は前日終値比549円95銭高の3万7478円58銭。東証株価指数(TOPIX)は39・28ポイント高の2738・00。

 前日の米国市場では、主要な株価指数がそろって上昇した。米英両政府が貿易交渉で合意したと発表し、米政権の関税政策への警戒感が和らいだ。