天皇陛下から桐花大綬章を受ける大島理森元衆院議長=9日午前、宮殿・松の間(代表撮影)
 大綬章の親授式に向かうトーマス・バッハIOC会長(中央)=9日午前、宮殿・南車寄

 春の叙勲のうち、大綬章の親授式が9日、皇居・宮殿「松の間」で催され、今回最高位の桐花大綬章の大島理森元衆院議長(78)や菅直人元首相(78)、旭日大綬章の甘利明元経済再生担当相(75)ら計19人に、天皇陛下が勲章を手渡された。

 式後、受章者を代表して大島氏が「それぞれの分野において一層精進を重ねる決意です」とあいさつした。陛下は「長年それぞれの務めに励まれ、国や社会、人々のために尽くしてこられたことに深く感謝します」とねぎらった。

 別枠の外国人叙勲は、旭日大綬章のトーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)会長(71)ら5人。