DeNAが9日、今季初のサヨナラ勝ちで勝率5割に復帰した。
3―3の延長十回に林が適時二塁打で勝負を決めた。内野手が走攻守で輝きを放った。1点を追う八回に代走に送られると二盗。三塁守備ではカメラマン席に身を投げ出しながら邪飛を好捕し、その裏の自身初となるサヨナラ打につなげた。
家族が観戦する前で恩返し。「(母方の)ばあちゃんが足が悪いので、見に来るのが最後になるかもと言われていた。打てて良かった」と感極まった。小さい頃にキャッチボールした父方の祖父は今年に入って亡くなり、飛躍を誓うプロ3年目。「毎試合、命かけて根性を出してやろうと思っている。シーズンが終わるまで続けたい」と宣言した。