トランプ米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は10日、自身のソーシャルメディアで、インドとパキスタンの停戦を仲介した成果を改めてアピールした上で「まだ話し合っていないが、両国との貿易を大幅に増やすつもりだ」と強調した。自国の経済的利益を忘れずに訴えた。

 トランプ氏は両国が停戦を決断したことに関して「力強いリーダーシップを誇りに思う」と称賛。係争地カシミールの問題の解決に向けても協力していくと投稿した。

 一方、国務省のブルース報道官は10日、停戦合意はバンス副大統領やルビオ国務長官がトランプ氏の考えに沿って「48時間」にわたり両国に働きかけた結果だと述べた。