【台北共同】台湾国防部(国防省)は12日、中国の軍用機延べ36機が同日午前6時(日本時間同7時)までの24時間に台湾周辺で活動したと発表した。軍艦8隻と公船2隻の計10隻も確認した。

国防部は中国軍が「戦備警戒パトロール」を実施したと指摘している。

 軍用機のうち延べ17機が台湾海峡の暗黙の「休戦ライン」である中間線を越え、台湾の防空識別圏に進入した。確認された軍用機は戦闘機「殲16」や早期警戒機「空警500」など。

 国防部は台湾軍が厳密に監視し対処したとしている。